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ビールは体に悪いだけじゃない?健康効果と注意点をわかりやすく解説

ビールの健康

「ビールは太る」「体に悪い」と聞く一方で、「適量なら健康にいい」という情報もあり、どう考えればよいか悩む方は多いです。本記事では、ビールのポジティブな側面とリスクの両方を整理し、健康的に楽しむためのポイントを初心者にもわかりやすく解説します。

ビールに期待される主な健康効果

適量のアルコール摂取がもたらす可能性のある効果

ビールに限らず、適量のアルコール摂取は一部の研究で、循環器系などへのポジティブな影響が示唆されています。ただし、これはあくまで「飲まない人が飲み始めるべき」という意味ではなく、すでに飲む習慣がある人に対して、量をコントロールした場合に限って語られる話です。

また、最新の研究では「少量でもリスクがゼロになるわけではない」という見解も増えており、「健康のために無理に飲む」という考え方はおすすめできません。

ビタミンやミネラルなどの微量栄養素

ビールは、原料の麦芽や酵母由来の成分を含んでおり、以下のような微量栄養素が含まれています。

  • ビタミンB群(ナイアシンなど)
  • カリウム、マグネシウムなどのミネラル
  • ポリフェノール類(ホップ由来など)

これらは体内のさまざまな代謝に関わるとされますが、ビールだけで必要量をまかなえるわけではない点には注意が必要です。あくまで「多少は含まれている」程度に考え、基本は食事から栄養をとることが大切です。

クラフトビールと香り・リラックス効果

クラフトビールはホップやモルトの香りが豊かで、飲む時間そのものがリラックスにつながるケースもあります。「仕事終わりに一杯飲んで気持ちを切り替える」という心理的なメリットは、多くの方が実感しているところではないでしょうか。

ただし、ストレス解消の手段がアルコールだけになると、量が増えやすく依存のリスクも高まります。リラックスの手段のひとつとしてビールを楽しむ程度にとどめる意識が重要です。

ビールの健康リスクと「体に悪い」と言われる理由

最も大きな問題は「飲みすぎ」

ビールの健康リスクの多くは、飲みすぎが原因です。アルコールの過剰摂取は、次のような問題につながるおそれがあります。

  • 肝臓への負担(脂肪肝、肝障害などのリスク増)
  • 心血管疾患、がんなど生活習慣病のリスク増
  • 睡眠の質の低下やメンタル不調
  • 依存症(アルコール依存症)への移行

「晩酌でつい飲みすぎる」「休みの日は昼からダラダラ飲んでしまう」という習慣は、知らないうちに健康リスクを高めてしまいます。

ビールは糖質・カロリーがゼロではない

ビールは麦芽由来の糖質を含むため、飲み方によっては体重増加につながりやすいお酒です。いわゆる「ビール腹」と言われるお腹まわりの脂肪は、ビールだけでなく、ビールに合う高カロリーおつまみとの組み合わせが影響していることも少なくありません。

糖質オフ・糖質ゼロをうたう商品もありますが、完全にカロリーがゼロになるわけではない点や、飲みすぎればトータルの摂取エネルギーが増える点は変わりません。

痛風・高尿酸血症との関係

ビールはプリン体を含むため、「痛風の原因」として名前が挙がりやすい飲み物です。ただし、痛風や高尿酸血症は、ビールだけでなく、全体的な食生活や体質、運動不足など複数の要因が絡み合って起こるとされています。

プリン体オフ・プリン体ゼロのビール風飲料もありますが、医師からアルコール制限を受けている場合は、自己判断で飲まないことが重要です。定期的に尿酸値をチェックし、医療機関の指示に従ってください。

健康的にビールを楽しむためのポイント

「適量」を自分の体格・体調に合わせて考える

「適量」とされる目安はガイドラインなどで示されることがありますが、性別、体格、年齢、体調、服薬状況などによって変わってきます。また、国や団体によって基準も異なります。

そのため、一律の量を鵜呑みにせず、自分の体にとって無理のない範囲を把握することが大切です。飲んだ翌日に明らかな疲れや頭痛、睡眠の質の低下を感じる場合は、すでに飲みすぎのサインかもしれません。

水と一緒に飲む・休肝日をつくる

ビールを楽しむときは、以下のような工夫を取り入れると、体への負担を減らしやすくなります。

  • ビールと一緒に水やノンアル飲料をこまめに飲む
  • 勢いで一気に飲まず、ゆっくり味わう
  • 週の中で「休肝日」を設け、肝臓を休ませる

クラフトビールのように香りや味わいが豊かなビールは、少量でも満足感を得やすいため、「量より質」にシフトしやすいというメリットもあります。

おつまみ選びで太りにくさが変わる

ビールと一緒に食べるおつまみも、健康状態に大きく影響します。から揚げやポテトフライなどの揚げ物、塩分の多いスナック菓子ばかりだと、エネルギーと塩分のとりすぎになりやすいです。

次のような工夫をすると、体型や健康を保ちながらビールを楽しみやすくなります。

  • 枝豆、冷奴、刺身、サラダなど比較的ヘルシーなおつまみを意識して選ぶ
  • 揚げ物は「少量をじっくり味わう」スタイルにする
  • シメのラーメン・炭水化物を毎回の習慣にしない

ビールを控えるべき人・医師に相談したほうがよいケース

飲酒自体を避けたほうがよい代表的なケース

ビールの健康効果が語られることはありますが、次のような場合はそもそも飲酒を避けることが推奨されるケースが多いです。

  • 妊娠中・授乳中の方、妊娠を予定している方
  • 未成年
  • アルコール依存症の治療中、またはその疑いがある方
  • アルコールとの相互作用がある薬を服用している方
  • 医師から飲酒制限・禁止を指示されている持病のある方

持病や服薬がある場合は、ビールを飲んでもよいかどうか、量も含めて必ず主治医に確認してください。

「なんとなく不調」が続くときは要注意

次のような状態が続く場合、飲酒習慣が体に負担をかけている可能性があります。

  • 少量のビールでも翌日に強いだるさや頭痛が出る
  • 飲むと寝つきは良いが、夜中に何度も目が覚める
  • やめたいと思っても、ビールを飲まずにいられない

このようなサインが気になるときは、無理に我慢するのではなく、早めに医療機関や専門窓口に相談することをおすすめします。

まとめ:ビールは「悪者」でも「健康食品」でもない

ビールには、微量栄養素や香りによるリラックスなど、ポジティブな側面もありますが、飲みすぎれば健康リスクが大きくなります。重要なのは、ビールを「健康食品」扱いせず、あくまで嗜好品として楽しむことです。

・量をコントロールする
・水と一緒に飲む、休肝日をつくる
・おつまみや生活習慣も含めてトータルで見直す

これらを意識することで、「ビールは体に悪いから全部NG」か「好きなだけ飲むか」という二択ではなく、自分の体と相談しながら、無理のない範囲でビールとの付き合い方を選べるようになります。

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